Under water zone pictorial book

水中観察窓の生き物図鑑

サクラマス(幼魚・ヤマメ)

「渓流の女王」の名にふさわしく、ピンク色の体と小判型の黒い模様・パーマークがきれいです。年間を通して最も多い日数、水中観察窓の前で姿を見かけます。

護美(ゴミ)

美しい川に時折現れるさまざまなゴミ。できるだけ、こうした光景が目に触れないようになって欲しいものです。

モクズガニ

大きなハサミに名前の由来となっているモサモサした毛が生えているカニで、秋になると川の上流から産卵のため海へ向かって下っていきます。写真のモクズガニはサケの群れに追い立てられ、窓の前を右往左往していました。

ブラウントラウト

夏場をのぞきほぼ1年中観察できます。1~3月にかけては、窓の前でペアになり産卵行動する姿も。ブラウントラウトの産卵は、2010年以降観察されるようになりました。

ハナカジカをさがせ②

川底の砂利そっくりのハナカジカ。こちらの写真には、2匹が隠れていますが、見つけられたでしょうか。
じっくりさがしてみて下さい。

サクラマス(親魚)

初夏、海から遡上してきたサクラマスは銀色に輝き、美しい姿をしています。秋には体全体が黒ずみ、ピンクの婚姻色が現れます。

クロダハゼ類

以前は「トウヨシノボリ」と呼ばれていた、顔の前にある赤い“V”字のラインがトレードマークのかわいいハゼの仲間です。砂利の上だけでなく、窓にもくっついていることがあります。

エゾウグイの捕食

口から出ているのは、ウドン!?
いえいえ、ヤツメウナギの幼生(アンモシーテス)でした。大型のエゾウグイが、小型の魚を狙う様子が度々観察されます。

サケ・オス(ルアー)

釣り糸を引きちぎってきたのでしょうか。口にルアーが引っかかったままのサケのオスです。すごい執念と力強さを感じます。

アメマス

白い斑点が美しいイワナの仲間です。渓流魚のイメージがありますが、こんな町中でも姿が見られます。大きいものでは70cmを越えるものもいます。

エゾビル

魚に寄生するヒルで、よくヒレや体に付いている姿を見ます。このサケは目にたくさん寄生されて、さすがにかわいそうに思いました。エゾビルの名は、千歳川で見つけた個体から名付けられました。

コイ(ヒゴイ)

2010年以降、毎年夏になると、大型で一部朱色のコイが時々姿を現すようになりました。しかし、2018年を境に姿を見かけなくなってしまいました。

ミンク

潜水が得意で、魚を捕まえて食べてしまいます。ミンクが窓に現れると、魚たちは一斉に逃げていきます。

ハナカジカをさがせ①

川底の砂利そっくりのハナカジカ。1匹が上手に隠れていますが、どこにいるか分かるでしょうか。

ニジマス

開館当時は観察窓にもよく登場していましたが、最近はすっかり姿を見かけなくなりました。アメリカから来た外来種です。

サケ(親魚)

大雨の増水後は一気に川を遡上し、窓の前を行ったり来たり。見てる方も目が廻って「サケ」に酔ってしまいそうです。

ニシキゴイ

ニシキゴイ
誰かが川に放したのでしょうか。色鮮やかなニシキゴイが姿を現すこともあります。
キンギョも観察されたことがありますが、自然界の中でこれだけ目立つのは自殺行為にも等しく、あっという間に水鳥の餌食になってしまうこともあります。

ジュウサンウグイ

以前は「マルタウグイ」と同種とされていました。ウグイやエゾウグイに比べると体が大きく、婚姻色は腹側に赤い線が出るのが特徴です。

スジエビ

流れのゆるやかな右側の壁際にくっついていたり、溝の中に隠れていたりすることが多いのですが、窓の前を移動する姿をとらえました。

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