サモン君だより 第927回

掲載日:2015.09.26

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インディアン水車まつりにぎわう

ピラニア稚魚も順調

秋分の日も過ぎ、各地で紅葉の便りが聞こえ始めました。千歳でも街路樹のナナカマドの実が赤く色付き、まだ日中の気温は高めですが、日に日に秋は深まってきているようです。 シルバーウィーク中、昨年はリニューアル工事のため休止となったインディアン水車まつりが2年ぶりに開催され、本当に多くの皆さまにご来場いただきました。晴天にも恵まれ、釣り堀やイクラ丼、サケ鍋などは相変わらず好評で、各種イベントも大いに盛り上がっていました。もちろん千歳水族館にも、リニューアルオープン時を上回る、5千人を超えるお客様が連日ご来館くださり、気が付けばリニューアルオープン2ヶ月を迎えた本日、入館下さったお客様の累計は、間もなく15万人に届こうとしています。 千歳川のサケ遡上は、昨年に比べると少なめで推移していますが、それでもインディアン水車でのサケ捕獲数は、2万5千尾ほどとなり、館内の80トン水槽では、千歳川に遡上した親ザケの展示を開始しています。例年に比べると魚体が大きく、かなり迫力を感じます。この水槽にはリニューアル後、新たにサケの産卵場所として砂利を敷いた場所を作りましたが、狙い通り時折サケが産卵する様子もご覧いただくことができるようになりました。千歳川の水温は、昨年同時期よりまだ1℃ほど高いこともあり、今後更にたくさんのサケが遡上してくれることを、期待したいところです。 秋の当館といえば、これまではサケ関係の話題一色でしたが、リニューアルした今年は一味違います。新たに設置した世界の淡水魚コーナーでピラニアが産卵し、その稚魚の展示を始めました。どう猛なイメージのあるピラニアですが、稚魚は金魚やメダカなどとあまり変わりません。でも、そこはピラニア、もう少し成長すると共食いも始めるそうです。この秋、サケだけでなくリニューアル後に登場した新しい魚たちにも、ぜひ会いにいらして下さい。 孵化後約20日のピラニア稚魚  

   (学芸員:菊池 基弘)