サモン君だより 第928回

掲載日:2015.10.25

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ベニザケ展示始める
明日、サケふるセミナー(サケの採卵体験)

もうすぐ10月も過ぎようとしていますが、まだまだサケの遡上ピークは衰えそうもありません。今週は、1日のサケの捕獲数が1万匹を超える日が続き、千歳川水中観察窓ではサケの群れが訪れる度に、お客様の歓声が飛び交いました。夕方のテレビニュースでも取り上げていただけるほどで、今週末も多くのサケが訪れることを願っています。

紅葉のピークは過ぎ、河畔の木々には葉の落ちた枝が目立ち始めましたが、千歳水族館の水槽では、赤く色付く美しい魚を目にすることができます。この時期ならではの、産卵期を迎えた婚姻色のベニザケです。展示場所は、大水槽前のアルビノヒメマスから変えて展示しています。展示の水槽は、これまで掛け流しで展示していましたが、ベニザケの展示には、多くの人に見ていただくために、大がかりな装置の追加をしています。ろ過装置や冷却機を入れ、水槽の水に少し塩分を加えて汽水にすることで水カビの発生を抑えるなどし、できるだけ長く展示できるようにしています。10月21日から始めており、11月中旬頃までは展示したいと思いますが、できるだけ早めに泳ぐ真っ赤な姿のベニザケを見に来てください。
館内情報ですが、明日10月24日(土)にサケふるセミナー「サケの採卵体験」を実施致します。この時期にしか出来ない、人気の体験メニューです。時間は、13時半~14時50分です。対象・定員は、先着20名(幼児は保護者同伴)になります。参加費200円(入館料別途必要)で、当日の12時から、館内に参加券を設置いたしますので、その参加券を取っていただく流れとなります。参加券がなくなり次第、受付終了となります。合わせて、10月31日(土)13時から14時30分まで、楽しいゲームや仮装パレードなど盛りだくさんの内容となっている大人気の「ハロウィンイベント」を開催いたします。参加費100円で、仮装して来館いただくと、小中学生は入館料無料になります。参加希望の方は、事前に電話で申し込みをお願い致します。皆さんの参加をお待ちしております。