新サモン君だより 12月

掲載日:2021.12.23

 12月10日、千歳川のサケ捕獲が終了し、その日のうちにインディアン水車が撤去されました。今年の捕獲数は327,752匹、1888年以降で歴代9位の好記録でした。

[caption id="attachment_18944" align="aligncenter" width="300" class="align "]sakehokakuのサムネイル 歴代サケ捕獲数一覧表[/caption]

 ※千歳川サケ捕獲数情報はこちらから

 

 今シーズンをふりかえると、サケ捕獲数は昨年に引き続き順調な滑り出しでした。しかし、新型コロナウイルス感染症流行拡大の影響で道内は緊急事態宣下が出され、残念ながら水族館は1時間100名までの完全予約で入館制限をしながらの開館となってしまいました。10月の緊急事態宣下解除以降、入館の予約制はなくなり、捕獲数もそのまま順調で11月上旬まで水中観察窓からもたくさんのサケが見られるなど、良かったと思っています。

 水中観察窓では例年12月頃からサケの産卵行動が見られますが、今年は10~11月のシーズン中に産卵が見られたものの、現在はまだ始まっていません。この後はどうでしょうか。楽しみに待ちたいと思います。

 そして中水槽での親ザケの展示も12月13日で終了し、サクラマスやギンザケなどの幼魚の展示に変わり、サケシーズンは無事終了しました。
 

 さて、今年も残すところあと10日ほどとなりました。水中観察ゾーンでは職員が紅組白組に分かれて、「お正月」というテーマでお互い展示水槽を作り競い合うという企画展、年忘れ「紅白魚合戦」が行われています。

紅白魚合戦


 通常の企画展では、基本的に飼育に携わっている職員が企画から展示まで行いますが、魚合戦は受付や総務を担当している職員も一緒に魚の種類、展示のイメージなどを話し合い、展示を完成させました。紅白の組み分けはくじ引きだったのですが、私は紅組、しかも全員女子。和気あいあいと楽しく企画して、展示することができました。


 出来上がった水槽をみると、紅組は女子らしい華やさがあり、白組は淡水魚と海水魚が一緒にいるような、職人技の水槽となっています。魚合戦はみなさんの一票で勝敗が決まり、結果は1月2日に発表します。水槽をご覧になり、ぜひ投票をお願いします。
 
 その他年末年始のイベントについて、クリスマスは12月24日、25に「大水槽エサやり体験」と「サンタダイバーと記念撮影」、そして26日は「干支ダイバーと写真撮影」(いずれも要予約)を行います。その後29日~1月1日は休館し、年明けは1月2日から開館します。2日は先着300名様にお菓子プレゼントの他、10日まで水族館で叶えたい夢を応募していただく「初夢プレゼント」企画があります。年末年始も、みなさんのご来館をお待ちしています。

※イベントカレンダーはこちらから

 最後になりましたが、今年も新型コロナウイルス感染症流行拡大の影響でゴールデンウィーク後に臨時休館、8月下旬から9月は完全予約制となり、一時はどうなるかと思いましたが、感染状況が落ち着いた秋以降はたくさんのみなさまにご来館いただきまして、大変ありがとうございました。

 みなさま、どうぞ良いお年をお迎え下さい。 
 

 

 

【学芸員 荒金 利佳】