新サモン君だより 12月

掲載日:2020.12.11

 12月10日、千歳川のサケ捕獲が終了しました。最終捕獲数は、1888年(明治21)以降歴代7番目に多い記録となる338,082匹、千歳水族館が開館した1994年(平成6年)以降では4番目という好記録でした。
 10日の朝、中水槽展示用の最後のサケを受け取り、その後速やかにインディアン水車は撤去され、11日にはウライ(魚止の柵)もなくなり、元の千歳川に戻りました。
 サケの捕獲は終わりましたが、例年12月以降もサケの産卵行動が観察されるなど、遅くは1月頃まで見られます。また、冬は水鳥の季節で、先日はマガモが潜水する姿も見られました。冬の観察窓も、ぜひご覧ください。

サケの産卵行動

12月8日に見られた産卵行動。メスザケが砂利を掘っている。

 

 

 さて、12月19日~25日まで、サケふるクリスマスイベントを行います。

 *詳しくはこちら → https://chitose-aq.jp/archives/10699.html

 毎年大好評のオリジナルスノードーム作り、今年は13日と20日に実施しますが、どちらもすでに事前申込で定員に達したため、受付を終了いたしました。ありがとうございました。担当者も張り切って準備していますので、参加される方はどうぞお楽しみに。
 その他、フォトスポットにもなるクリスマス水槽の準備も、あれこれレイアウトを考えながら進めています。また、イベント期間中は突然水槽にサンタダイバーが現れるかもしれません。
 新型コロナウイルス感染防止対策もしっかり行いながら、みなさんに楽しんでいただければと思っています。ご来館をお待ちしております。

【荒金 利佳】