2月サモン君だより
掲載日:2023.02.18
年明け・2022年千歳水族館は1月2日から10日まで開館後、11日から31日まで約3週間館内整備のため休館し、2月1日から再びオープンしました。
整備休館中は、サケのふるさと村教授会(水族館ボランティア団体)のみなさんにもご協力いただいて、支笏湖大水槽や千歳川ロードなど大型水槽の水を抜き、アクリル水槽面や擬岩に付いた藻類などをこすり落としたり、植物を植え直すなど、きれいに掃除・整備しました。
生き物の入れ替えなど、2月から新しくなったところをいくつか紹介しましょう。
○水槽関係
・小水槽
サケの幼魚から、稚魚の展示に変わりました。体長4センチほど、約5千匹が泳ぎます。3月からは、サケ稚魚放流体験が始まります。
・レインボーフィッシュ水槽
年末から少しずつ準備していましたが、照明を変えて新たに水草を植えて、色彩豊かになっています。
○施設関係
・デジタルフォトフレームの解説版
「世界の淡水魚コーナー」などの生き物の解説パネルをデジタル化して、文字や写真だけでなく、動画も入れることができるようになりました。順次、内容を充実させていきます。
・チケットブース
実はあまり気づかれないのですが、整備休館中の一番大きな工事で、受付ブースの内部が広くなり、イスの後ろも余裕を持って通れるようになりました。その分外側(来館者側)は狭くなり、チケットブース前にあったキンギョ水槽がエントランスホールに移動しています。また、内部壁面の壁紙も、オレンジからピンク色に変わりました。
フロアマッピング
整備休館前に一部作動しなかったところなど、きちんと修理・整備されました。手すりの照明が少しだけ変化するようになったのですが、気づきましたでしょうか?
サケふるQ&A
コロナでしばらくお休みしていたQ&Aが、復活しました。新しい問題も、順次増やしていきたいと思います。
【学芸員 荒金利佳】