サモン君だより 942回 ”クリスマスイベント開催中”

掲載日:2016.12.23

いよいよ今年も残りわずかとなりました。今シーズンの千歳川のサケ捕獲は12月10日に終了し、捕獲数の合計は164,711匹で、昨年よりも11万匹以上も少ない結果になりました。水車は取り外されましたが、千歳川水中観察窓では、少ないながらも、サケのそ上が続いています。早ければ11月下旬には始まる窓の前での産卵行動も、今週に入ってようやく始まりました。とはいってもまだ1ペアだけ、しかも一番上流側の窓のさらに上流で産卵行動を行っているため、残念ながらなかなかサケの姿は確認できません。 ではなぜ産卵行動しているのが分かるかといえば、産卵床を掘った川底の砂利が窓の前に流れてきて、こんもりと50cmほども積もっているのです。これほどの量の砂利を1匹で掘り上げるサケのメスのパワーには、本当に驚かされます。これから、窓の前で産卵行動をするサケが増え、そのサケの卵を狙って潜水する水鳥の姿なども観察できるようになってきます。ぜひ冬の千歳川の水中にもご注目ください。 今日からの3連休は、冬休みの開始やクリスマスとも重なり、千歳水族館も楽しいイベントをご用意しております。この季節恒例のサンタダイバーは、12月25日まで毎日11時と15時30分に登場します。例年は2回とも大水槽に登場していますが、今年は11時の回のみ、初めて支笏湖大水槽にも登場します。皆さまとの記念撮影の他、サンタダイバーから水槽の魚たちにエサをプレゼントしたり、ちょっとしたゲームも計画しています。また14時30分からは、ご来館くださった皆さまが、サンタさんの代わりに大水槽の魚たちにエサをやっていただく体験を、定員15名参加費100円で実施します。ぜひサケの産卵行動と併せて、今年最後のイベントをお楽しみ下さい。 さて、当館は12月29日から1月1日まで休館となり、新年は2日からオープンします。3日は餅つき大会とお汁粉サービス、7~9日の3連休には、新春お年玉抽選会などを行いますので、こちらもどうぞお楽しみに。 今回が今年最後のサモン君だよりとなります。本年も多くの方にご来館いただき、心からお礼申し上げます。どうぞ皆さま、良いお年をお迎えください。

   (学芸員:菊池 基弘)

産卵床を守るメスとサケが作った砂の山