ピラニアの赤ちゃん、ふ化しました

掲載日:2015.09.05

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リニューアル後に新設された「世界の淡水魚ゾーン」で、展示中のピラニアたち。先日突然、3匹が水槽の左右と中央、それぞれに縄張りを主張し始めました。どうやら産卵した卵を守っているようです。

展示しているピラニアさんたちは、兵庫県の神戸市立須磨海浜水族園さんからお分けいただいた魚たちです。新居に引っ越しして、まだわずか2ヶ月だというのに、よほど千歳の水が合っていたのでしょうか。

期待しながら期待しながら見守ってはいたものの、なかなかふ化が確認できず半ばあきらめていたのですが、ついに赤ちゃんを確認することができました。その姿が下の写真です。

 

ピラニアの稚魚

ピラニアなんだかメダカなんだか、この姿だとよく分からないですね。これがあの強面のピラニアに成長するのですから不思議です。でもそこはピラニア、須磨海浜水族園さんによれば、少し大きくなると共食いも始まるそうなので、要注意です。

 

ピラニアの稚魚

まだ体長は5ミリほどしかなく、展示するには小さすぎるので、現在はバックヤードで飼育中です。ただ、現在も右スミに陣取った1匹だけは卵を守っていて、時々ふ化した稚魚が展示水槽の中を泳ぐ姿も見られていますので、目をこらすと稚魚の姿を見つけられることもあるかもしれません。

もう少し大きくなったら展示水槽にも登場しますので、赤ちゃんピラニアとのご対面は、もうしばらくお待ちください。