エゾアカガエル

学名 Rana pirica
英名 Ezo brown frog

北海道の在来種で、最も普通に見られるカエルといえます。体色は黄土色から赤褐色まで様々で、背中に暗色のまだら模様が入ることもあります。産卵場所は湿地や池、水たまり等の浅く流れが無い水辺などで、春先早く、まだ雪が少し残るような時期から産卵します。

水辺の生き物ゾーン

キタサンショウウオ

学名 Salamandrella keyserlingii
英名 Siberian salamander

小型サンショウウオの中では、シベリアを中心に最も広い地域に分布しています。日本では、釧路湿原周辺などに主に生息し、釧路市及び標茶町で、天然記念物に指定されています。

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エゾサンショウウオ

学名 Hynobius retardatus
英名 Ezo salamander

北海道固有種で、主に道南から道央にかけての河川上流域の沼や水たまりにひっそりと生息しています。春には千歳川上流付近の水辺などで、ひも状の卵塊を見かけることもあります。

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モクズガニ

学名 Eriocheir japonicus
英名 Mitten crab

北海道では川にすむ唯一種のカニです。川と海を行き来するカニで、親ガニは秋に川を下り、海で産卵します。ふ化した幼生はしばらく海で暮らした後、川を上って生活します。ハサミにはモサモサと毛が生えていて、この毛が日本語や英語の名前の由来になっています。脱皮の時には毛ごと殻を脱ぎ、新しい毛と替わります。

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アメリカミンク

学名 Mustela vison
英名 American mink

もともとは毛皮を取るための養殖用に、アメリカから持ち込まれました。毛皮需要の減少とともに養殖自体も下火となりましたが、逃げた個体などが野生化し、現在は千歳川をはじめ北海道各地に生息しています。
泳ぎも得意で、海岸部や河川の近くなどをはじめとする水辺に多く、山地にはあまり見られないようです。肉食で鋭い歯で噛む力も強く、小型のネズミや水鳥、魚や甲殻類など様々な生物を捕食します。
油断していると作業中に指などを噛まれることがあり、手袋の上からでも歯が爪を貫通し爪が割れた経験のあるスタッフもいます。

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ニホンアマガエル

学名 Hyla japonica
英名 Japanese Tree Frog

日本各地に広く分布していて、エゾアカガエルとともに北海道に生息する在来種でもあります。平地から高地まで、普通に見られる小型のカエルで、鼻筋から耳にかけて褐色の太い線があり、黄緑色から灰色まで様々な体色変化をして、時には写真のような青色の個体なども見られます。雨の日にのどを膨らませて大きな声で鳴くイメージでも、なじみ深いカエルです。

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